-海底黒糖焼酎

奄美大島、瀬戸内町の秘境の海底でゆらゆらと揺られながら熟成されるのは奄美大島の名産品である「黒糖焼酎」。
地域で協力し、奄美大島のブランド焼酎を地元のプロダイバーが
海底35mの多様な生物が生息する美しい大島海峡の海底に沈めました。
一定の海水温の中で、 微振動により、通常の環境下で保管するよりも熟成が進み、長期熟成したかのようなまろやかでコクのある味わいになると言われています。
銘柄は、鹿児島県大島郡龍郷町にある奄美黒糖焼酎メーカー、町田酒造のブランド「里のあけぼの」
- 海底黒糖焼酎STORY -
奄美群島だけに作ることの許された「黒糖焼酎」さまざまな歴史が入り混じり、黒糖焼酎の今が出来上がった。
そして、この黒糖焼酎を製造できるのは、現存する代表銘柄17社を除いてもう増えることはない。
それだけ価値のある焼酎であり、なおかつ地元の人に長く親しまれてきた奄美ではどんなシーンにどんなも、なくてはならない存在だ。
そしてもう一つ、奄美を語るのに外せない存在。『海』
静かに、大切に過ごしてきた手付かずの奄美の海にはたくさんの生命が宿る壮大で豊かな海だ。
奄美大島の最南端に位置する瀬戸内町。大島と加計呂麻島との間に位置する大島海峡には生命の力を感じる珊瑚礁のザトウクジラやイルカなどの海獣も生息する。
また、かつてからマグロを始め真珠などの養殖などの産業も盛んだ。まさに、生物多様な「育てる海」である。
その大島海峡に、黒糖焼酎を眠らせる。
海底深くに沈んだ黒糖焼酎は、波の揺らぎや水温、水中の光など、陸上とは違う時間を過ごす。
そして、引き上げた時に、磯の香り、ボトルの変化を感じ、沈んだ海の中で眠っていた時間を感じる。






里の曙のこだわり
黒糖焼酎造りの要となる黒糖を、一般的な黒糖焼酎の比率より、多く使用。また香り高く芳醇な黒糖焼酎になるよう、品質の良い黒糖を厳選されています。
2017年、黒糖焼酎造りには欠かせないサトウキビを従業員の手によって栽培することを始めました。「キビを作らずして黒糖焼酎を語るなかれ」—これは現在の杜氏・長谷場洋一郎の言葉です。造り手全員が素材を育て作ることから、黒糖焼酎造りははじまります。
海底黒糖焼酎ラインナップ
ラベルは水に浸けても剥がれない仕様になっていますので瓶ごと冷やして、オンザロックでお楽しみください。
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